浜商カレー開発物語14
座礁に乗り上げてしまった「浜商カレー」
いったい・・・どうなるのであろうか・・・?
しかたがなく食品メーカーへ電話した酒問屋のS氏。電話の向こうでは食品メーカーの男性がこう言っていた。
「もしかして・・フレーク、これかもしれませんよ」
実は浜商の学食を訪れた際、学食のテラスから厨房を覗いたら・・たまたまカレーの仕込みをやっていて、その一瞬を食品メーカーが見ていたらしい。
ただし、レシピもカレーフレークのメーカーも教えてもらってない。
食品メーカーの男性はカレーフレークを入れる一瞬の・・袋の色を覚えていた、というのだ。
「(カレーフレークの)袋の色だけでの判断なので・・正確かどうかは解りません。でも(カレーフレークの・・)あの袋の色はもしかしたらこのメーカーかもしれません」とのことだ。
おおおっ、スゴイではないか。
カレーフレークが解れば、それでサンプルを作ってみればいい。
もしかしたら・・・そのカレーフレークではナイかもしれない。もしかしたら、そのカレーフレークかもしれない・・
一段、そして一段と階段を登るように・・浜商カレーが出来あがっていくのであろう。
まだまだ・・レトルト化への道は遠い。