生酒と酒盗

浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です

2011年04月14日 20:02



カツオの塩辛、酒盗。

土佐十二代目藩主、山内豊資公が、土佐清水の宿にてカツオの塩辛で酒を呑み、

『これは、うまい。これだと酒がいくらでもいける。

酒を盗みおったわ。今より酒盗と名付けたがよかろう』

これより、カツオの塩辛は酒盗と呼ばれるようになった。

名付け親は土佐の殿様。酒盗は今でも名前が残ってます。

と、言うコトで試してみました。

酒盗をひと口、そして生酒を口に含んだら、

うわあ、やばい。どんどん酒が呑みたくなる。

まさに、酒を盗みおったわ。

うちの妻も、『甘味がある。今まで食べたカツオの塩辛はなんだったんだろう。お茶漬けで食べたい』と叫び声をあげました。

我が家のココロを盗みおったわ。