今日は・・知っている人には解るが、知らない人には「なんのこっちゃ・・」というお話しをさせていただく。
最近・・画像もアップしたので、ご存じの方も多いと思うが・・娘の名前は「秋葉」という。
なんで「秋葉」とつけたのですか??と、よく聞かれる。
秋・・9月に産まれた・というのもあるが、これにはドラマがあったのだ。
長女・秋葉は2000年に産まれている。平成12年だ。
名前をつけるにあたって・・私は妻にこう聞いた。トキは7月中旬。もうこの段階では女の子と知っていた。
私「ねえ、もしだよ・・もしもの話ね。浜商が甲子園(夏の大会)に出場したらね、娘の名前『秋葉』にしてもいい?」
妻「はぁ??」 しばらくの沈黙。そして「まあ絶対にナイとおもうからいいよ」
ちょっと話は変わるが・・・浜商には応援歌「秋葉の守」というものがある。・・ごめん・・もしかして秋葉の森だったのかも・・本当にわしゃは・・元応援団か??
花咲じいさんのメロディーで「裏の畑でポチが鳴く・・」というものの替え歌。
「秋葉のもりの神主が祝詞(のりと)をあげて申すには、いつも浜商は勝ち勝ち勝ちっ勝ち」
こういう応援歌が実際にある。
確か・・これもうろ覚えだが・・野球の試合の一回の表、校歌斉唱のあとにこの応援歌をやるのだよ。元応援団の私はこの「秋葉のもり」を担当していたのだ。
だから・・娘が出来たら絶対に「秋葉」と名付けたかった。
そして妻に聞いたのだ・・「浜商が甲子園に出たら・・娘の名前は秋葉にしたい」
妻は絶対にイケナイと思いこんでいたようで・・「じゃあ・・ベスト4に入れば、秋葉にする」と言い出した。
そしてこの年の県の予選。
記憶にある方もあるかもしれないが・・御殿場西高との試合・・大量失点で浜商が負けていた。「あああ、もうダメだ、負けた」と思っていたら・・・なんといきなりの大雨。その試合はノーゲームになってしまった。
そして御殿場西高との再試合・・なんと浜商が勝ってしまったのだ。
あれれれ・・というか、なんか運命というものを感じたものだ。
そして決勝でも波瀾万丈の試合を勝利して・・見事甲子園出場がきまったのである。
決勝をテレビで見ていた私は・・妻に
「娘の名前は秋葉でいくからね」
妻は自分で言ったものだから仕方がない・・という顔をしていたが・・そんなこんなで娘の名前は「秋葉」と付けられた。
そのとき・・その年、たまたまではあるが・・春野町秋葉寺のお偉いさんと親しくさせてもらっていた。
報告した「娘の名前は秋葉と言うんですむ」
すると、そのお偉いさんは・・「いやぁ・・この秋葉寺から襲名してくれたのかね?実に嬉しい」と言ってくれたのだ。
私は「そうです」と、答えておいた・・
実は・・浜商が甲子園に行ったから、浜商の応援歌から「秋葉」と命名したのだけど・・。