浜商カレー開発物語
先日・・あるお蕎麦屋さんへ浜商カレーの原点となるレシピを聞きにいったときのことだ。
そのとき・・浜商のOBでもある蕎麦屋さん「T」の大将とお話したのだが・・・
カレーひとつにしても・・やっぱりプロのこだわりというものがある。ここのソバ屋さんのカレーのこだわりは鶏ガラスープとある野菜を2種類すりおろしてカレーの隠し味に使っていることだ。
私はカレーのレシピを聞きすとき、おそるおそる伺った。
「カレーのレシピって教えていただけますか?」
蕎麦屋の大将「こんなのレシピもナニもない。うちで使っている材料はコレだ」とすべて聞き出したのだが、やっぱり家庭では出せない味に仕上げるために・・・相当の時間を費やしている。
この大将が言ったレシピ・・・ここ重要。
「三升の水が七割になるくらいまで煮込む」
これってなかなか家庭では出来ないこと。みなさんのお宅のカレーだって煮込みはしても・・そんなにゆっくりと時間を書けてコトコトとは煮込まないでしょ?
タマネギ・・別にフライパンで炒めなくてもイイ。そのかわりじっくりと煮込めばイイ。
大将のお言葉です。
レシピなんてナニもない。時間を掛けてゆっくりと煮込んでいけばいい。
だって・・・カレーの材料のカレー粉も・・普通に市販されているあの缶のやつだよ。
それでも時間をかければ・・・毎日でも食べたくなるようなごちそうというカレーに変わるのですね。
しかし・・まだ食品メーカーからサンプルがこない。
あんなに完全にレシピと製法を教わったのに・・・