男氣

浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です

2006年04月11日 23:12

本日・・岐阜県中津川市付知より・・ある女性が遊びに来てくれた。

名前をやまださんという。クマも来た。別に「ある日、森の中」で出会うクマさんではナイ。白い貝殻のイヤリングを持って追っかけてくるクマさんではない、名前がクマさんというのだ。

さて・・・岐阜県中津川市付知町の彼女、やまださんがお酒を買われたのだが・・

このお酒は・・実は岐阜県中津川市のある町・・やまださんの家から車で5分のところにある蔵元なのだ。

普通で言えば・・・近所のよしみで・・・「お酒ちょうだい」と言えば・・分けてくれるかもしれない。でもこのやまださんは車で3時間もかけて・・わざわざ浜松にこの酒を買いに来たのだ。

なぜか・・・・

この蔵元の社長が・・「この酒は料亭なだ万さんと、静岡は浜松の大村屋酒店にしかない。欲しければ・・浜松の大村屋酒店で買え」と言われたそうな。

男氣・・・・

よく考えてもみてよ・・・

いくら高級有名料亭にその酒が卸されている・・としても・・車で5分の知り合いの女性が来たら・・例え地元で小売していなくても「いいよ、内緒だよ。1本持っていく・・・・大村屋酒店さんには内緒ね」という世界があるかもしれない。

しかし・・ここの蔵元の社長は「なだ万と大村屋酒店にしかない。欲しければ浜松の大村屋酒店に行って買いなさい」と言ってくれる。

男氣・・

誤解のナイように言っておくが・・・ここの蔵元の社長、とってもやさしい性格の方でこんなぶっきらぼうな物の言い方ではないからね。あくまでも物語の構成上。

でも嬉しいよね・・・

蔵元より車で5分・・・・知り合いの女性が「あの酒・・欲しい」と言っても、「それはなだ万か大村屋酒店にしかない」

と言ってくれる・・ここの蔵元の男氣。

なんかカッコイイし・・なかなか言えないよ。

岐阜県中津川市付知町より・・・車で3時間かけてやって来た彼女は・・岐阜県中津川市の隣町・・・彼女の家より車で5分の蔵元のお酒を買って帰りました。

ある意味・・・・ファンタジーな世界???

蔵元社長の男氣に感謝。

また・・・蔵元社長の意見をしっかりとうけとめて・・・車で3時間描けてその酒を買いに来る彼女も・・ある意味・・・・ファンタジー???