ありがとうのタオル

浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です

2006年04月13日 09:25



一枚のタオルがドラマを創った。

昨日、当店のこのブログを見た居酒屋の大将から(横の写真で紹介されている)「このありがとうタオルを一枚分けてくれないだろうか?」という電話をいただいた。

昨日は偶然ではあるが、その居酒屋へ飲みに行く予定となっており、たまたま予約をしておいたのだ。

そこの大将から「あの・・ありがとうタオルを譲って欲しい」

理由を聞くと・・昨日4/12が結婚記念日だったのだ。

そして・・「オレが渡すと恥ずかしいから・・・飲みに来たとき、おかあさんに渡してよ」と言って・・電話はきれた。

昨日のメンバーは全員が酒屋。仕事が終わった夜9時にその居酒屋に集合。

メンバー全員で作戦を練った。・・どうやってありがとうのタオルを女将さんに渡すか・・

では忠実に再現したドラマをどうぞ・・

わし「女将さんちょっと・・」

女将さん「はいはい何ですか?」

わし「ちょっと女将さんに言いたいことがある」

女将さん・・苦情かと思って・・ちょっと顔ひきつる。

わし「はい・・・こ、ここの大将から」とぃつて、ラッピングしたタオルをさしだした。

女将さん「えっ???」

ワシと仲間全員・・「結婚記念日、おめでと~。そのタオル見てみて」

女将さん・・タオルを開いていくと・・・

そこには「ありがとう」の文字が・・・

そしてそれを見ていた大将が・・「いつもありがとう」と言ったのだ。

女将さん・・・泣きそうになるくらい顔をクシャクシャにして驚き・・そして喜んでいました。

たった一枚のタオル・・確かに・・・・金額にしたらびびたるもんだ。

でも結婚記念日に・・奥さんに渡してあげる。

言葉はなくても気持ちは伝わるのではないかな・・

喜んだ奥さんの顔はとっても良かった。