浜商カレー開発物語

浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です

2006年04月14日 12:35



浜商カレーのサンプルが届いた。第三弾のカレーサンプルである。

早速・・妻と試食。そこに飛び入りで一緒に浜商を訪問した問屋の社長も加わった。

「えっ???」

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最初・・・浜商の学食でいろいろと聞き出して想像だけでカレーを創った。第一弾のサンプル・・

「違う」・・試食した仲間たちは・・ヒトコトで言った。

全然違う味わいであった。

レトルトというのは、約120度の加圧熱を加えて作られる。その高温の圧によってスパイスの香織というものは飛んでしまう。そのかねあいもあって・・レトルト化というのは難しいのだ。

第二弾のサンプル・・・

試食した誰もが言った。

「全然ダメ」

みんな吐き捨てるように言い放った。

そこで・・・浜商カレーの基本となった蕎麦屋さん「T」に行っていろいろとレシピを聞き出した。実際に使われているカレー粉も聞いてきた。

ソバ屋さんの大将から・・徹底的にカレーの作り方を聞いてきた。

その話し合いには・・・食品工場の営業マンも同席した。

スープの取り方、タマネギのカットの方法。豚肉のどの部位を使うのか。

Sというカレー粉とイ○ドカレーのフレークとの配合まですべて聞いてきた。

どのくらい煮込むかも徹底的に聞き出した。

これでサンプルが出来なかったら・・

浜商カレーはあきらめるしかない・・・

そのサンプルが本日・・朝一番で届けられたのだ。

朝の9時・・・サンプル第三弾のカレーを試食。

正直言って・・・第一弾、第二弾のカレーは「全然別物」であった。

果たして・・・第三弾のカレーはどうなるのか???

学食のカレーの再現などは・・とうてい無理な話だったのか・・・

夢物語でしか無かったのか・・・・・

私と妻・・そして・・・問屋の社長から出る言葉は・・・

お匙でカレーをすくう。そして口の中へ・・・

「えっ?????????????????」