秋の夜長に

浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です

2007年09月22日 18:30



北海道は十勝産の大納言小豆

粒が大きくて、カタチが揃っている最高級の大納言小豆

十勝産100%の大納言小豆を、ことこと、コトコトとじっくり煮込みました。

味付けは、沖縄でとれた黒糖と、同じく沖縄で採集されたお塩だけ。

なんで沖縄の黒糖を使ったか??

答えは簡単・・・

普通の砂糖では・・大納言小豆の甘みより勝ってしまうから。

大納言小豆のほんわかとした甘みを引き出すのには

黒糖でしか出来ない技である。

大納言小豆を黒糖とほんのちょっとの隠し味というか、

黒糖の甘みを引き出すために・・

ほんのちょっとのお塩を使って・・

ことこと、コトコトとじっくりと煮込みました。

煮すぎてもダメ、小豆が固くてもダメ。

小豆の皮がいまにもやぶれそう・・

その見極めが大事・・・

小豆の皮をハゼさせないように・・じっくりと煮込んでいく。

一粒噛んでもらったら・・解る「ぜんざい」

甘さを極力抑え・・

大納言小豆の本来の旨味を「ぜんざい」にした

十勝産100%の大納言小豆、

沖縄の黒糖

沖縄の塩・・

どれが主役でもない・・

どれが引き立たせ役でもない・・

小豆、黒糖、塩・・これらの三つが

お互いにお互いをひっぱって出来た味。

大納言ぜんざい

一番美味しい食べ方は・・

お行儀は悪いけど・・・

レトルトの封を開け・・

そのままおさじを突っ込んで・・

そのまま・・口に放り込む。

なにもしていない・・

特別の工夫をしているわけでもない・・

北海道十勝産100%の大納言小豆を

沖縄の黒糖と塩で・・

じっくり、コトコト、ことことと煮込んだだけ。

素材そのもの味だから・・

私が別に手を加えたわけではない

大納言小豆と黒糖と塩が・・仲良く手わつないだだけ。

大納言ぜんざい・・

お酒を呑み終わったあと・・

「あ~ なんか甘いモノが食べたいなぁ」

酒飲みが思わず食べたくなるような

ぜんざいに仕立てました。

大酒飲みの私、久米が・・

秋の夜長に食べたいような気がして・・・

そんな・・ぜんざいです。

私たちは何も手を加えてません。

十勝産の大納言小豆と沖縄の黒糖と塩を・・

じっくり気長に煮込んだだけです。

「飲兵衛が 背中丸めて 小豆食べ」