
2006年03月26日
中野さんが・・

なかのさんが遊びに来てくれた。
開口一番・・「なだ万のお酒が気になる」
実は・・先日・・中野さんの事務所に
……………………………………………………………………………………………
最初に申しておきますが、四合瓶で2500円、多少お高いとは思いますがこのお酒にはこんな物語があるのです。聞いていただけますでしょうか。
三千櫻純米生酒雫酒・・、出来たばかりのお酒を袋に詰めて、自然の力だけでぽたりぽたりと落ちてくる雫だけを集めた、まるで雪解けのようなお酒なのです。蔵人の山田さんが言います。「千リットルの酒、ぽたりぽたりと落ちる雫、最終的に270リットルしかとることが出来ない」ぎゅうと絞ればまだまだお酒はとれるのに、あえて重しをかけずに自然の力だけでポタリポタリと雫酒・・・恐ろしいくらいの時間が掛かる作業なのです。
このお酒、実は小売されておりません。蔵の方針で、上海にあるホテルと、
新神戸オリエンタルホテル、大阪ロイヤルホテル、そして東京の帝国ホテル内にある高級割烹「なだ万」だけにしか納品されていないのです。なだ万のお客様に愛されているお酒が、この三千櫻純米生酒雫酒なのです。
私は無理を承知で三千櫻酒造の山田さんにお願いしてみました。何度も何度も電話して、メールをして、ときには携帯電話で何度もお話して山田さんにお願い申し上げました。
山田さんはこうおっしゃってくださいました。「270リットルしかありません。四合瓶で換算しても僅か375本しか無いのが現実です。隔月で20本しか出荷出来ないですが、それでもよろしいでしょうか?」
千リットルのお酒を袋に詰めて、重しを掛けずにポタリポタリと雫で落ちたものを集め、そして出来上がったのがたったの270リットルの雫酒。
三千櫻純米生酒雫酒、このお酒との出会いに感謝です。
大村屋酒店 久米 久乃利
……………………………………………………………………………………………
こんなFAXを送ったのだ。
それを見た中野さんが・・「気になる、気になる」と言ってくれている。
ありがたいことだ。
えっ??
中野さんは買ったのかどうかって・・
それは中野さんの事務所に行ってみるしかないなぁ・・
あったら・・少し飲ませてもらうとイイですよ。
Posted by 浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です at 19:22│Comments(0)
この記事へのトラックバック
“三千櫻純米生酒雫酒”名前からして、いかにも美味しそう!先日立ち寄った『大村屋酒店』さんから、数日前にFAXが事務所に届いていた 一度でいいから「割烹なだ万」で酒飲みてぇ...
GET!しちゃいました(^^)v【不思議の国のTAKAVY】at 2006年03月28日 03:41