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プロフィール
浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です
浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です
静岡県浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店店長、久米久乃利です。えっ、どこまでが苗字でどこからが名前かワカラナイですか?

久米 久乃利・・クメ ヒサノリと言います。

当店は、全国の美味しいお酒を販売しております

2006年05月07日

バカヤロっ。

浜松まつりの三日間、露天商のお店に飲料ものを配達する仕事をいただいた。お天気も良かったのでまずまずの商売となりました。

さて三日間・・・露天商の方が経営する「お茶屋さん」・・通称「ヤチャバ」でプロの露天商の方たちのお仕事を拝見させていただいた。ヤチャバとは・・簡単に言えば海の家のようなもの。足場を組み、その上にシートを掛け、店内には簡単なテーブルと椅子を置いた簡易飲食場のことである。

ここで徹底的にプロの方のお仕事拝見・・気づき・・・多し。そこには・・

「バカヤロッ」が飛び交っているのである。

「バカヤロッ、もたもたすんな」
「バカヤロッ、いつまでも携帯でくっちゃべってるな!」
「バカヤロッ、灰皿・・しっかりと拭いておけ」
「バカヤロッ、お客さんにしっかりとご挨拶しろ」
「バカヤロッ、もっと愛想よくしろ」

こんなことがあった・・ドブヅケと呼ばれている水冷の保冷箱、この中にでっかい氷のカタマリを入れて缶ビールや瓶ビールを冷やすのだが・・お客さんから注文があったとき、そのドブヅケから出した瓶ビールをそのまま出したバイトの子がいた。すると・・

「バカヤロッ、ケツ拭いて持ってけ、このバカヤロッ」

つまり水冷式なので水のしづくがついている。瓶だってビショビショだ。それをおしぼりで拭いて水気をきってお出ししないとイケナイよ・・ということだ。それをプロの方のお言葉だと・・

「バカヤロッ、ケツ拭いて持ってけ、このバカヤロッ」となるのだ。

これでバイトの女の子が泣いている現場もみた。

でも・・でもだよ。これは飲食業というか、サービス業では当たり前のことである。バイトの子は泣いてしまったけど・・注意されるということは教えてもくれていることだよね。アトでやいのやいの言うよりもその場訂正させる。これは教える側としては当然のことである。

ただ・・本当は優しい方たちばかりなんだけど、口が荒いから・・「バカヤロッ、ケツ拭いて持ってけ、このバカヤロッ」となるのだ。

でもこれはイイコトだとおもう。

マニュアルにたよりすぎて・・接客が全然出来ていないお店もある。あるよ・・居酒屋さんでも瓶ビールがビショビショに濡れたままもってくるところも。でもそれを注意しない上司や、見て見ぬふりの仲間たち。もし叱るにしても「あのね・・・えっとぉ・・・お客様に瓶ビールだすときは、おしぼりで瓶の濡れているところを拭いてくれるとありがたいんだけどなぁ・・・」

これでは・・覚えられないと思う。

「バカヤロッ、ケツ拭いて持ってけ、このバカヤロッ」

言葉は悪いが・・このほうがビシッと覚えられるような気がするがなぁ・・

ちなみに・・浜松人はよく「バカヤロッ」って言います。浜松人の「バカヤロっ」は・・・「やあ、こんにちは」みたいな感覚でも使われますので・・驚かないように。




Posted by 浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です at 12:22│Comments(0)
 
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