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プロフィール
浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です
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静岡県浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店店長、久米久乃利です。えっ、どこまでが苗字でどこからが名前かワカラナイですか?

久米 久乃利・・クメ ヒサノリと言います。

当店は、全国の美味しいお酒を販売しております
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2006年01月25日

浜商カレー開発物語10

浜商カレー開発物語10

浜商学食の栄養士さんより、「カレーレシピは渡せない」と言われた浜商のカレーを開発する我々4人。しかし、偶然的にも栄養士の先生が言った「カレーフレーク使ってます」の言葉に・・我々は一筋の光明を見た。

良かった・・・カレー粉か、カレーフレークでは・・調合の仕方が全然違う。

これはこれで・・・第一段階クリアだ。

私はさらに追求の手をゆるめなかった。

しかし・・・あまりにもしつこく聞いてしまうと、栄養士の先生もかまえて口を閉ざしてしまうであろう。あくまでも雑談を装った。

横で・・食品メーカーの方が静かにメモをとっていた。

私・・「先生(栄養士の)、学食って・・・一食あたりの原価ってどのくらいなんですか?またね、今の学食でカレー1杯食べるとおいくらするんですか?」

栄養士Nさん 「ええっと・・カレーの価格は、Sが210円。Mサイズが310円・・Lが420円ですね」

わたし・・「えっ、今ってご飯の量が違うんですか?僕らのときは・・250円で大盛りでしたよ」

浜商卒業生の事務員さん 「そうそう・・定食がA定食が280円で、B定食が250円だったもんね」

栄養士Nさん 「だいたい・・・どのライスの量でもお玉いっぱいのカレーを掛けてあげるんです。これも・・もう●●●フーズさんで決まってまして・・。Lの大盛りの子にはもう一杯掛けてあげたいなあ
~なんて思うときありますね・・」

わたし・・「それでは、アレですね。ブイヨンとか、コンソメなんて使ったら原価超えちゃいますね?」

栄養士Nさん 「そうなんです。だからニンジン、タマネギをいれて豚肉入れて、アトは水だけで煮込むんですよ」

「あっ・・」確かに栄養士さんの声だった。小さくではあったが・・・

栄養士のNさんの顔が一瞬くもった。余分なことを言ってしまったかな・・・??と言う顔であった。

栄養士さんは・・「あのぉ、ええっとぉ・・あくまでも雑談の上での話ですので・・」

私たちは大人の集まりである。それなりの社会勉強も経験もつんでいる。

「雑談ですので、どうぞ・・・気にしないでください」

私たち4人は・・・もうそのことにはあまりふれなかった。だって・・・大人だからね。それなりの、社会経験を積んでいるからね。

しかし・・・想像以上の大きな情報だ。

やっぱり・・・原価を考えると、固形のブイヨンとか、コンソメ、スープの素は使われていない・・

これもまたカレー開発においては貴重な情報であった。

よおし・・だんだんと絞り込まれてきたぞ・・・。

しかし・・カレーの作り方を全体で100としたら、まだまだ・・・最初の3段階だ。

まだまだ、険しい道のりは続く。果たして・・・浜商カレーは本当に出来るのか・・???



Posted by 浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です at 12:38│Comments(0)
 
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