
2012年02月05日
立春朝搾りのお酒

昨日のテレビのニュースでの動画映像。お酒は宮城の「一ノ蔵」です。
昨日。2月4日、立春
早朝5時、島田の大村屋酒造に到着。まだ薄暗い夜明け前。吐く息を真っ白にして蔵人達が動き回っている。
立春の深夜よりお酒をしぼり、次々に瓶詰めされていく。蔵の中は湯気でもうもうとしていた・・・
朝6時・・島田の大村屋酒造におよそ二百数十名の男女が集まった。20代くらいの若者もいれば、年配の方もいる。
酒販店は約70名ほど・・残りは一般参加の方だ・・
蔵に集まった者で、深夜より搾られて、瓶に詰められたばかりのお酒にラベルを貼っていく。手がかじかむがしばらくすれば慣れてくる。
レベルを貼り、段ボールに詰めて梱包していく。大村屋酒造では、この立春朝搾り、約九千本のお酒を瓶詰め出荷する。
仕事の途中、蔵人が作ってくれた朝飯をいただく。寒いからだに豚汁が嬉しい・・
7時30分・・蔵のとなりにある大井神社でお祓い、ご祈祷。玉串を捧げる際、蔵人が直立不動で、頭を下げ一礼をしていた姿には感動した。
大村屋酒造の立春朝搾りを試飲。香り高く力強い。と言って荒々しい酒ではない。雪解けを待つ大地のふきのとうのような、優しい力強さというか、そんな感じの酒。
今、日本酒が飲まれない、日本酒離れと言われているが、そうなのだろうか???
では、なんで寒い立春の朝、わざわざ島田の大村屋酒造までに来て、別にバイト代が出るわけでもないのに、自らラベルにお酒を貼り、重たいお酒を運んでいるのだろう。彼らは酒販店でもない、一般のかたなのに。
やっぱり・・お酒が好きなんだと思う。日本酒はまだまだ愛されているのsだと思った。
立春という暦の上での新年に、
立春に搾ったお酒が飲める。日本に住む者として最高の魂へのご馳走を頂いた。
立春朝搾り酒、こちらからどうぞ。まだ間に合います。
Posted by 浜松市北区細江町気賀の大村屋酒店です at 08:43